同人活動を始めるまでに知っておきたいこと

初心者さん向け
TeroVesalainen / Pixabay

そもそも同人って何?とぼんやり思った方向けに、最低限の基礎知識として書いてみました。
流石にこれは知ってるわ……と思った方も復習がてら読んでみると楽しいかもしれません。

同人活動って何?

 かなりざっくりとした話なのですが、まとめると「一種のファン活動」です。

1990年代以降、主にコミケットなどの同人誌即売会同人ショップなどで、自分で描いた漫画アニメコンピュータゲームに関する作品(パロディ作品やイラスト集が多い)やグッズなどを公開・配布・販売する人たちのことを、「同人」と呼ぶことが目立つようになった。 (wikipedia「同人」ページより)

Wikipedia上ではこのように記載されていますが、最近は漫画・小説・グッズ以外にもゲーム音楽アレンジをするところも増えています。

このような作品を制作する人を「サークル」と呼びます。個人でもサークルと呼び、時によっては「個人サークル」という一見矛盾している呼び名を使用している場合もあります(最近ではあまり言わないかな?)

1次創作と2次創作

また、同人活動には2次創作だけでなく、1次創作も含まれます。
1次創作とは、原作を持たず、自分(たち)が考えた設定で作品を発表する同人活動のことで、一般的には「創作ジャンル」と呼ばれています。一般の漫画雑誌や漫画サイトに載っている、タイアップではない漫画のイメージです。

創作ジャンルの作品は普通の同人誌即売会・同人イベントでも頒布されていますが、「コミティア」は創作ジャンルのみを取り扱ったイベントとなります。

その特性上、クリエイターとして実績がある方も多く参加され、またクリエイターとしてスカウトされる可能性も他の即売会より高いです。

同人活動の考え方

金銭が関わる活動ですので誤解されがちですが、基本的に作品を提供するサークル側とお金を払って作品を入手する参加者側は対等な立場であり、店主と客という関係性ではありません。

イメージ的には、

 

この漫画めっちゃ好きやけどこういう展開もおもろいんちゃうん?

 

めっちゃええやんけそれ。作るのお金要ったんちゃうん?

ちょっとカンパしたるわ!ええ作品ありがとうな!!!!!!!

といった感じです。

なので、厳密にいうとサークル側が作品を提供することは(お金が絡んでいても)
「頒布」
と呼びます。頒布とは不特定多数の相手にものを配る行為のことです。

そして、サークルスペースを持たず作品を手に入れたくて同人イベントに来る人達を「客」ではなく「一般参加者」と呼んでいます。

同人活動は「非営利の行為」という前提があるんですね。

同人活動と著作権

なぜ上記のような考え方になったかと言うと、同人活動には「著作権法」と呼ばれる法律が絡んできているからです。
この著作権はここで語るには長すぎるので、おいおい記事にしていきたいと思います。

とりあえず認識していただきたいのは、
「企業は同人サークルをいつでも訴えることが出来るが、クリエイターの育成や作品の宣伝に貢献しているため黙認している」
といったことです。同人活動が法律でグレーと呼ばれているのはこういったことが原因です。


最近はSNSのおかげで二次創作作品が増え、また簡単に目にすることが出来るようになったため忘れられがちですが、二次創作が正式に許可されていない作品で活動する場合は「企業に見逃していただいている」という意識を頭の片隅にでもいいので置いておきましょう。

当たり前ですが、1次創作=創作ジャンルではこの問題は発生しません。むしろ自分が公式です!
2次創作より著作権を気にせず発信できるのが長所ですね。

 

コメント

  1. […] 初参加でフォロワーさんが全然いなくても、ハッシュタグを使えば検索で拾ってもらいます!コミケなんかは流石に難しいですが、~500サークルぐらいの中規模イベントならイベントの公式アカウントがRTしてくれる可能性もありますので、どんどん使っていきましょう。ただし2次創作の場合、基本的には「原作名や原作で使われているタグを使わない」ことに注意してください。東方Projectなど公式で同人活動を許可している作品は別ですが、同人活動はあくまでグレーな活動ですので、そこの住み分けはきっちりとしておきましょう。詳しくは同人活動を始めるまでに知っておきたいことに記載しています。 […]